個人情報に関するポリシー
概要
2019年3月
他の利用者の個人情報を、明確な許可を受けずに公開または投稿することは禁止されています。個人情報を公開すると脅迫する行為、または他者にこれを促す行為も禁止します。
個人情報を本人の許可なくオンライン上で共有することは、晒し行為と呼ばれることがあり、プライバシーの侵害に当たり、Twitterルールの違反とみなされます。個人情報の共有は、関係者に深刻な安全リスクやセキュリティリスクを引き起こし、物理的、感情的、金銭的な苦境をもたらしたりする可能性があります。
このポリシーに基づいて報告を調査する際に、Twitterでは次のような点を確認します。
共有されている情報の種類
個人情報の種類によっては、許可なく共有された場合のリスクが特に高くなるため、Twitterはこの点について考慮します。Twitterの優先事項は、情報の共有に起因する身体的危害の発生を防ぐことです。そのため、実際の場所を特定するような情報は、その他の個人情報よりも高リスクな情報として扱います。
情報を共有した人物
報告された情報を共有した人物を調査するとともに、本人の同意の有無も調査します。それを行う理由は、Twitter利用者が、自身の個人情報を何らかの形で意図的に公開している場合もあるためです。たとえば、仕事上の人脈作りやソーシャルイベントを開催するために個人の電話番号やメールアドレスを共有する場合、または自然災害発生時の救援要請のために住所を公開する場合などがこれに当たります。
オンライン上での情報の公共性
報告された情報がTwitterに投稿される前に別の場所で共有されていないかを調査します。たとえば、一般公開されている個人のウェブサイトで自らの意思により公開している電話番号については、所有者が自ら一般公開したとう理由から、Twitterではこの情報を個人情報として扱わない場合があります。注記:身体的危害が加えられる可能性がある場合、住所の共有については、その情報が一般公開されていても措置を取ることがあります。
情報を共有した理由
その情報を共有した人の意図も考慮します。たとえば、攻撃的な意図で情報を共有したと判断される場合、または、嫌がらせを行う、もしくは他の利用者による嫌がらせを誘発する目的で情報を共有したと判断される場合は、措置を取ります。他方、暴力的な事件の発生直後など、緊急時における救援活動の一環として情報が共有された場合は、措置を取らないこともあります。
このポリシーへの違反とはどのようなものですか?
このポリシーでは、次のような種類の個人情報を本人の許可なく共有することを禁じています。
- 住所や実際の場所(番地、GPS座標、その他場所の特定につながる個人情報に該当するもの)
- 身元を証明する文書(政府発行の身分証明書、社会保障番号、その他の国民識別番号など) - 注記:当該情報が個人情報に当たらない地域では一部例外もあります
- 連絡先情報(公開されていない個人電話番号やメールアドレスを含む)
- 金融機関の口座情報(口座番号やクレジットカード情報を含む)
- その他の個人情報(生体データや医療記録を含む)
以下の行為も禁じられています。
- 個人情報を公開すると脅迫する行為
- 個人情報に対するハッキング、または許可なくアクセスを可能にする情報の共有(たとえば、ネット銀行のログイン情報の共有)
- 個人情報の投稿と引き換えに見返りや金銭を要求する行為
- 個人情報を投稿しない代わりに見返りや金銭を要求する行為(脅迫とみなされる場合もあり)
このポリシーの違反にならないケースとは?
次のような行為はポリシー違反に該当しません。
- 自分自身の個人情報の共有
- 公開済みの情報の攻撃的ではない形での共有
- 以下に示す、Twitterが個人情報とみなさない情報の共有
- 氏名
- 生年月日または年齢
- 所属する教育機関や勤務先
- 商業用不動産または事業所に関連する位置情報(一般公開されている場合に限ります)
- 容姿の説明
- ゴシップ、噂、告発、申し立て
- テキストメッセージのスクリーンショット、またはTwitter以外のプラットフォームから送信されたメッセージ(電話番号などの個人情報を含まない場合に限ります)
このポリシーへの違反があった場合、誰が報告できますか?
明らかに攻撃的な形で共有されている個人情報については、誰でも報告できます(Twitterアカウントの保有者である必要はありません)。攻撃的な意図が明確ではない情報については、執行措置を実施する前に、当該情報の所有者(または弁護士などの正式な代理人)から直接話を聞かなければならない場合があります。
このポリシーの違反を報告するにはどうすればよいですか?
アプリから
アプリからコンテンツを報告し確認を求めるには、以下の手順に従います。
- アイコンから [ツイートを報告する] を選択します。
- [不適切または攻撃的な内容を含んでいる] を選択します。
- [個人情報を含んでいる] を選択します。
- 報告する情報の種類を選択します。
- 報告する個人情報の所有者に該当するオプションを選択します。
- 確認を求めるツイートを5件まで選択できます。
- 報告を送信します。
パソコンから
パソコンからコンテンツを報告し確認を求めるには、以下の手順に従います。
- アイコンから [ツイートを報告する] を選択します。
- [不適切または攻撃的な内容を含んでいる] を選択します。
- [個人情報を含んでいる] を選択します。
- 報告する情報の種類を選択します。
- 報告する個人情報の所有者に該当するオプションを選択します。
- 確認を求めるツイートを5件まで選択できます。
- 報告を送信します。
確認を求めるコンテンツは、個人情報の投稿について報告するフォームから、報告する個人情報の種類を選択することでも報告できます。
このポリシーに違反した場合はどうなりますか?
個人情報ポリシー違反に対する措置は、その違反の程度や違反者の過去の違反歴によって決まります。
このポリシーの違反が初めての場合、該当するコンテンツを削除するように要請します。アカウントを一時的にロックしてツイートできないようにすることもあります。最初の警告を受けた後に再度このポリシーに違反した場合、アカウントは永久に凍結されます。アカウントが誤って凍結されたと思われる場合は、異議申し立てを提出できます。
その他の情報
強制的対応の適用レベルと適用範囲とポリシーの策定に対するTwitterのアプローチと対応についての理念についての詳細もご覧ください。
その他の種類のコンテンツを所有者の同意なく配布した場合、Twitterのハッキングされた素材の配布に関するポリシーに基づき、何らかの措置を取ることもあります。