暴力的な発言に関するポリシー

概要

2023年10月

暴力や加害の脅迫、煽動、賛美を行うことや、その願望を表明することは禁止されています。

Xでは人々が自己を表現したり、いま起きている最新情報について把握したり、世界規模の問題について議論したりすることができます。しかし、メッセージが暴力的な発言によって伝えられると、健全な会話が萎縮してしまいます。このことを踏まえ、Xユーザーの安全を確保し、暴力行為の常態化を防止するため、Xでは、暴力的な発言は、削除されたり、拡散を抑制されたりする場合があります。
 

このポリシーへの違反とはどのようなものですか?
 

強烈な身体的脅迫

他者に身体的危害を加えると脅迫することは禁止されています。これには他者に対して、殺傷、虐待、性的暴行、またはその他の暴行の脅迫を行うことが該当しますが、これらに限定されません。また、民間住宅やシェルター、または日常活動、市民活動、事業活動に不可欠なインフラストラクチャの破壊の脅迫もこれに該当します。

危害の願望

他者への危害の願望を抱いたり、そうした願望を表明したりすることは禁止されています。これには他者が死亡したり、疾病に罹患したり、悲惨な出来事に遭遇したり、その他の身体的危害を被ったりすることへの願望などが該当しますが、これらに限定されません。

暴力行為の煽動

暴力行為や、何らかの危害を及ぼす行為を行うよう他者を煽動したり、促したり、仕向けたりすることは禁止されています。これには他者に自傷行為を促すことや、非人道的犯罪、戦争犯罪、または大虐殺など、残虐な犯罪行為を行うよう他者を煽動することなどが該当しますが、これらに限定されません。また、暗号化された表現(「犬笛」と呼ばれることがよくあります)を用いて暴力の煽動をほのめかす行為もこれに該当します。

暴力の賛美

実害が生じた暴力行為を美化したり、称賛したり、褒めたたえりすることは禁止されています。これには他者が身体的危害に遭遇したことに感謝を表したり、暴力行為の主体暴力行為の加害者を褒めたたえりすることなどが該当しますが、これらに限定されません。また、動物虐待や動物への残虐行為を美化することもこれに該当します。

 

このポリシーの違反にならないケースとは?
  

Xでは、何らかの措置を実施する前に、必ずその会話の文脈を評価し、把握しています。また、攻撃的または暴力的な意図がないことが文脈上明らかな場合には、暴力的な発言を伴う表現は容認されています。これには、友人同士や、ビデオゲームおよびスポーツイベントでの会話における、合意に基づく誇張された発言などが該当しますが、これらに限定されません。 

また、比喩、皮肉、または芸術的表現が、ポリシーに違反する暴力や危害の煽動ではなく、意見の表明の文脈でなされていることが明らかなケースについても容認されます。

 

このポリシーに違反した場合はどうなりますか?
  

このポリシーに違反したアカウントは、場合によっては即時かつ永久に凍結されますが、ほとんどの違反にはこうした措置は取られず、アカウントを一時的にロックしてポストできないようにする措置が取られます。また、稀に違反コンテンツのXでのリーチを制限することにより、 違反コンテンツが表示される機会を抑制することもあります。ただし、一度警告を受けた後、続けてこのポリシーに違反した場合、アカウントが永久に凍結される場合があります。 

重大な暴力について信頼できる形で告発された特定の個人に関する会話が、怒りとそれに伴う暴力的発言を引き起こす可能性があることもXは認識しています。こうした限られたケースにおいては、より軽度の制裁措置が取られることがあります。  

強制的対応の適用レベルと適用範囲についての詳細は、こちらをご覧ください。なお、Xが何らかの強制的対応を誤って実施したと思われる場合は、異議申し立てを提出できます。

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