報告機能の不正使用に関するポリシー

概要


2023年3月

Xの報告機能またはシステムを不正に使用することは禁止されています。ここでいう「報告」には、X公式アプリケーション、Xウェブクライアント、Xヘルプセンターから送信される報告や、X APIを使用して送信される報告が含まれます。

違反に該当するのは、どのような行為ですか?

  • 手動か自動かにかかわらず、同一内容の報告や虚偽の報告を大量に送信するため、Xのレポート機能またはフォームを使用する行為。具体的には以下の行為が違反に該当しますが、これらに限定されません。
    • 同じツイートを繰り返し報告すること
    • Xルールに違反しない報告を大量に送信すること
    • 複数のアカウントや、その他の技術的手段を用いて、報告回数の制限を回避すること
    • Xの書面による明確な承諾なく、自動化された手段を用いて大量の報告を送信すること
  • 虚偽の口実で人に嫌がらせをしたり、そのアカウントやツイートの表示が制限または削除されるよう仕向けたりすることを目的に、Xの報告機能の不正使用を、他の利用者と共謀して行ったり、他の利用者に働きかけたりする行為。

何をもって報告件数が「大量」であるとするかについては、送信されたすべての報告件数の、報告主体(Xアカウントなど)ごとの平均値により異なる場合や、時間の経過とともに変化する場合があるため、Xでは、このポリシーに基づく対応の是非を判断する際、違反に該当する報告や、該当しない報告の、報告全体に占める割合などの指標も取り入れています。

違反に該当しないのは、どのような行為ですか?

  • Xのポリシーに違反していると思われる事柄に関する報告を、誠意に基づき、手動で送信すること
  • カスタマーサポートに関する問い合わせのため、Xの報告機能を、誠意に基づいて使用するよう他の人に働きかけること

捜査機関(LEO)や非政府組織(NGO)は、公式メールドメインを使用して報告を送信するか、またはXアプリケーションにおいて、所属機関を代表する認証済みアカウントにログインして報告を送信することにより、その身元を証明できる場合に限り、Xの事前承諾なく報告を自動で送信することができます。

このポリシーに違反するとどうなりますか?

このポリシーへの違反に対する処分は、その違反の重大さや、違反者による過去の同様の違反行為の履歴によって決まります。Xでは以下の措置を取ることがあります。

 

報告を完了するためのチャレンジの表示

このポリシーに違反する形で大量の報告を送信していると思われるアカウントには、チャレンジが表示されることがあります。その場合、新たな報告を送信するには、そのチャレンジを完了する必要があります。

Xは、このポリシーに継続的に違反していると思われるアカウントには、チャレンジを継続的に表示する権利を留保します。

 

処理の一時的な中止

このポリシーに違反する形で報告を頻繁に送信しているアカウントに対しては、警告を行った上で、Xに対する異議申し立てや報告の受付および処理を制限する場合があります。またXは、当該アカウントによる報告の処理を、独自の裁量により再開する場合があります。

 

アカウントの永久凍結

Xの報告機能の重大な不正使用に関係していると思われるアカウントは、ケースバイケースの判断に基づき、永久凍結される場合があります。重大な違反の例を以下に挙げます。

  • 事前の警告にもかかわらず、違反を継続的に繰り返すこと
  • このポリシーへの違反を目的としたアカウントを複数運用すること
  • Xの書面による明確な承諾なく、自動化された手段を用いて大量の報告を送信すること

 

強制的対応の適用レベルと適用範囲ポリシーの策定と対応に対するXのアプローチについての詳細もご覧ください。 

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