iOS端末上の位置情報の収集と共有に影響するバグ

Xが利用者のデータを慎重に扱うことを信頼いただいているため、間違いがあった場合には隠蔽することなく公開したいと考えています。特定の状況で、iOSの位置情報を不注意に収集し、信頼できるパートナーの1つと共有していたことがわかりました。 

具体的には、X for iOSで複数のアカウントを使用し、1つのアカウントで正確な位置情報機能の使用をオプトインした場合、正確な位置情報機能をオンにしていない他のアカウントを同じ端末で使用したときに、位置情報が誤って収集されることがありました。  

それとは別に、リアルタイム入札と呼ばれる広告プロセス中に信頼できるパートナーにフィールドが送信されないように位置情報を削除しようとしましたが、この位置情報の削除が予定どおりに行われていませんでした。ただし、共有されるデータを「あいまい化」するための技術的手段を実装したため、その精度は郵便番号や市区町村(5km四方)未満です。この位置情報を住所の判別やユーザーの正確な移動のマップに使用することはできません。パートナーは、Xユーザー名や、X上のあなたの識別情報を侵害する可能性のあるその他の固有のアカウントIDなどのデータを受信していません。つまり、誤って位置情報が収集された、X for iOS を使用しているユーザーについて、その情報が信頼できる広告パートナーと共有された可能性があります。    

位置情報を保持していないこと、また、位置情報がパートナーのシステムに存在していたのが短時間で、その後正常なプロセスの一環として削除されたことをパートナーに確認しました。 

この問題を修正し、このようなことが二度と起きないよう重点的に取り組んでいます。影響を受けたアカウントをお持ちの方々にも連絡し、バグが修正されたことをお伝えしました。プライバシー設定をチェックして、必要なデータだけがXと共有されていることをご確認ください。

このような問題が発生したことをお詫びいたします。Xは利用者からの信頼の上に成り立っており、その信頼を毎日勝ち取り続けられるよう尽力しています。

ご質問がありましたら、こちらのフォームからXのデータ保護オフィスまでお問い合わせください。